おおたけ手すき和紙の里

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「紙すき」+「刷毛染め」。出張体験教室が好評でした。

2021.10.26 / 活動報告

 

広島市の頼山陽史跡資料館で開催中の企画展『ひろしま紙ものがたり』に関連して、おおたけ手すき和紙保存会は、10月23日(土)に出張体験教室を行いました。この日は、いつもの紙すき体験に加え、「刷毛染め(はけぞめ)」という初めてのプログラムに挑戦。“キハダ”という植物を使って和紙を黄色に染めるこの体験は、頼山陽資料館から要望がありました。今回の展示の一つに、「公用紙を染める」というコーナーがあり、大竹などを知行地としていた広島藩家老上田家では、黄色の公用紙が使われていたのだそうです。体験に参加してくれた中には、小学生の方もおり、“紙すきも染めもはじめてでとても楽しかった!”と話しておられました。

企画展は、12月12日(日)まで開催。ちなみに広島藩は淡茜色に染めた紙を公用紙としていたそうです。このほか企画展では広島藩の紙産業や明治維新後のことなどもたくさんの資料とともに紹介されています。歴史に興味のある方はぜひ。お庭のある素敵な空間ですよ。

   

  

頼山陽史跡資料館企画展「ひろしま紙ものがたり」

❖会場:頼山陽史跡資料館 広島市中区袋町5-15 TEL/FAX  082-298-5051

❖日時:令和3年10月21日(木)~12月12日(日)

月曜日休館 (ただし祝休日の場合は開館し、翌平日が休館)

9時30分~17時(入館は16時30分まで)

❖入館料:一般300円、高校・大学生 220円 小学・中学生 150円

❖交通:広電電車・広島バス・広電バス「袋町」下車すぐ

 

 

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