おおたけ手すき和紙の里

トピックス

大竹手すき和紙の魅力を卒業作品で発信。作品展が開かれました。

2022.2.14 / お知らせ

   

広島市立大学キャンパスで2月9日(水)~13日(日)まで開催された『広島市立大学芸術学部 卒業・修了作品展』。学生たちの研究成果を発表するこの作品展に手すき和紙保存会のメンバーが訪れました。お目当ては、デザイン工芸学科で視覚造形を学ぶ宮原萌子さんの卒業作品。宮原さんは、大竹手すき和紙の魅力をいかに伝えるかということに興味を持ち、何度も和紙の里を訪ね、コウゾの芽かきなどにも参加しながら、手すき和紙の生産工程や歴史などについて学んできました。作品展会場を訪れた保存会の森本会長は、掛け軸や和本のテイストを取り入れた力作の数々にすっかり感心した様子。また、大竹手すき和紙をつかって手描きこいのぼりをつくっている杉本海さんも作品の質の高さに驚いたそうです。宮原さんは今後、冊子やタペストリーの複製品を保存会に託し、活用してほしいとおっしゃっているそうです。その折には、ぜひこのコーナーでお知らせしますので楽しみに待ちましょう。

Archives


PageUP