【小方小学校での紙すき体験教室】

【大竹小学校での紙すき体験教室】

おおたけ手すき和紙保存会では、学校や保護者の会からの依頼を受け、地域の伝統文化を地元の子供たちに体験してもらう活動のお手伝いしています。今年は、９月６日に大竹小学校の６年生110名、９月15日に小方小学校の4年生77名を対象に、手すき和紙のハガキをつくる「出張体験教室」を行いました。ハガキづくりに先立って、和紙ができるまでをクイズにしたDVDを観てもらい、大竹手すき和紙が地元で栽培したコウゾを使い、その皮からいくつもの工程を経て、白くて強い和紙が出来上がることを学びました。紙すきの体験は、大半の児童がはじめてとあって、少し緊張する姿も見受けられましたが、皆さん、たいへん上手に紙すきが出来、“楽しかった！”の声に保存会スタッフの疲れも吹き飛びました。すいたハガキは、手すき和紙の里で乾燥させ、後日、両校にお届けしました。