おおたけ手すき和紙保存会では、毎年、市内の小学校で出張体験教室を行っています。９月18日(水)には、大竹小の６年生３クラス、計98人に紙すきを体験してもらいました。例年、一人が二枚ずつハガキサイズの無地の和紙をすいているのですが、今年は、葉っぱの形にカットしたいろ紙のすきこみに挑戦してもらいました。実は、このいろ紙は、世界各地から平和公園の「原爆の子の像」に捧げられた千羽鶴を広島市から譲り受けたもの。その話も合わせて伝えました。終わりの質問タイムでは、たくさんの児童が手を挙げ、「一番苦労している点は何ですか」とか「保存会の皆さんは、どんな思いで活動しているのですか」など多くの質問がありました。